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水いぼ治療について

[2019.05.16]

夏を前にして増えるのが「水いぼ」のご相談です。

水いぼはウィルス感染によるイボの一種です。

数か月~数年で自然消滅するもので、身体に大きな害を及ぼすものではありません。しかし、数個から数十個にわたってブツブツができるので、ご心配される保護者の方も多いのではないかと思います。

 

水いぼをよく見ると白い粒々がありますが、その中身がウィルスです。よって、イボがつぶれて内容物に触れると感染しやすくなります。

主な感染ルートは、プールやお風呂での体の接触、タオルの共用、ビート板を介した接触などであると言われています。

水いぼが出来ていたら、プールに入る時にはスイムウェアを着用する、タオルは個別で用意するなどの対策をとって下さい。

(施設によっては、プール禁止の所もあります。事前に確認しましょう!)

なお、最初は水いぼであったものが掻いたり触ったりすることでばい菌が入り、トビヒとなることもあります。水いぼがグジュグジュしてきたり急激に増加する場合には、一度病院で診てもらったほうがよいでしょう。

 

水いぼは自然治癒します。しかし、なるべく早くなおしたいという場合は、治療を受ける方法があります。

治療法は、摘除法、漢方薬内服、液体窒素療法など、いくつかあります。

 

○摘除法

 イボをピンセットでつまんで取る治療です。処置の前に麻酔テープを貼る病院が多く、痛みは幾分和らぎますが、お子様ですと嫌がる場合もあるようです。1回で治る可能性が最も高いのは摘除法ですが、水いぼの数が多かったり、大きいものですと処置できません。通常、皮膚科で処置を行いますが(※当院ではできません)、お子様の水いぼですと処置しない方針の皮膚科もあります。

 

○漢方薬内服

 ヨクイニンというお薬を内服するものです。肌の調子を整えるお薬で、水いぼを殺すような強いお薬ではないので、別の治療の補助として使われることが多いです。すごく苦いということはありませんが、お子様によっては味が飲みにくい、明らかな効果が見えないという意見もあります。

 

○液体窒素療法

 液体窒素(-196℃)をイボに吹きかけて火傷の状態を作り、免疫機能を活性化させることでイボを治す方法です。1週間に1回程度の頻度で処置を受けて頂きます。早い場合だと2-3回の処置で改善しますが、長い方だと数か月処置が続きます。多少の痛みは伴いますし、処置後に腫れたり赤くなったりすることはあります。(※当院では専門外来でのみ処置を行っています。ご希望の方は事前にご予約ください。)

 

 このように、そのまま経過を見る、治療を受けてみるなど、いくつかの選択肢があります。お子様の症状やご様子に合わせて方針をご検討ください。

 なお、お肌の状態を整えることは水いぼの感染予防にもつながります。適度な保湿を心がけ、アトピーや湿疹があれば早めに対処するようにしましょう。

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